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スズキ的イチニチ

第117話

「私の老化と犬の老化」



「 私の老化と犬の老化 」

どうも!ダメージャー鈴木です。
私は若い時から白髪が多く中学生の頃は本当にコンプレックスで毎日鏡を見ながら白髪を抜くことが日課でした。高校生からは本格的に白髪染めをはじめ、女の子との初めてのデートでは一本たりとも白髪を出したくない一心で前日に3回くらい白髪染めをやった記憶があります。3回も白髪を染めると頭皮まで真っ黒になりまさに当時の彼女にも「何その頭ヘルメットかぶってんの?マジウケる〜(爆笑)」と街中で温かいお言葉をいただき初めてのデートが5分で「現地集合」「現地解散」となりました。当然のごとく次の日から学校では「ヘルメット君」「ウォーズマン」と言われ続け多感な学生時代にとってつらかったですが、一瞬で学校全員に覚えてもらえて「知名度を上げるコツ」を学ばせていただきました。お店をやっている今となってはいい経験でした。(笑)

白髪ついでにもう一つ。
私今年で42歳になったのですが急に「老い」を実感するようになりました。ペット業界は立ち仕事&力仕事そしてハサミなどの刃物を持ったならば目が充血するほどの集中力でトリミングを行いますので一日終われば本当にへとへとです。さらにペットホテル中のワンコたちのお預かりもございますので一瞬たりとも気が休まる瞬間はございません。40歳前までは一日何頭でもトリミングが取り掛かれ、疲れても次の日には元気一杯体力復活!でしたが、40歳過ぎてから急に動けなくなり前日の疲れが残りだるさが残ったまま刃物を持ちますのでいつも以上に神経を尖らせながらカットしております。自分ではきれいにカットしているつもりでも目の焦点が合わない時があるのかスタッフに
「マネージャー顔のカットラインが左右あってませんよ!」
「耳の長さがアンバランスです」
と指摘を受けるときは自分ではできていると思っていてもできていないことを自分の弟子に指摘される現実、結構ショックです。でもこういった指摘を弟子に言われる関係に有難さを感じます。頭ではわかっていて体がついていかない事が急激に増えていきます。これからできなくなることが増えてくるのかと思うと怖いですね、これが「老い」なんでしょうね

さて「犬の老いというか老化に関してのお話」なんですが、まず犬の年齢に関しての計算方法をお伝えいたします。
小型犬から大型犬まで生まれて2歳経つと人間でいうと24歳になります。この年齢から犬の大きさによって年齢が変わってきます。小型犬は1歳年取るごとに人間でいうと4歳年を取ります、中型犬は1歳年を取るごとに人間でいうと4.5歳年を取ります、大型犬は1歳年を取るごとに人間でいうと5歳年を取ります。この計算方法で行くと生後7歳のワンコでは小型犬では人間でいうと44歳中型犬では46.5歳大型犬では49歳になります。
13歳のワンコでは小型犬では68歳中型犬では73.5歳大型犬では79歳となります。犬の人生というか犬生は早いですね。
ただ犬は普段から「痛い、痒い」は人間には言いません。犬は痛みに強いものなのでなかなか意思表示しないものなので、もし犬が意思表示したら手遅れの病気だったり本気でつらい時のことが多いです。普段から犬の些細な変化には気を付けてみてあげるようにしましょう。そして8歳を超えたならば年に一度は病院で人間ドック的なドッグドックを受けることをお勧めいたします
私の愛犬も先日全く耳が聞こえないことに気が付きショックを受けております。人間も犬も片方がいなくなれば残されたものは絶望しかありません。人間も犬も猫も健康診断はお忘れなく!


 
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