「コロナによるペットブームに関する考察」
不景気になると「ペットブームが到来」するって知っていましたか?
不景気になると人間「癒し」を求める傾向があり、今現在「ブーム」が到来しております。ご近所やお友達などで新しいご家族が増えたり「二代目」「二匹目」等ご家族が増えているのではないかと思います。ペット関連事業者としましては正直「嬉しい」と「不安」が入り乱れております。それはなぜか?簡単です。流行って廃れるものなんです。
私はこの業界に25年以上携わっておりますが所謂「ペットブーム」で良い思いというより「怖い」思いをすることが多いのです。ペットブームって8年周期と言われ繁栄期から停滞期そして衰退期がありこのような不景気に突如訪れる「ペットブーム」はペットにとって良い結果をもたらすことが少ない傾向がございます。良い結果ではなく悪い結果とは何か?それは2.3年後に訪れる保健所の繁忙でございます。
一時期の「癒し」で起こる悲惨な結末を何度も見てしまっています。犬や猫たちを家族のパートナーとして向かえ入れているにも関わらず人間の都合で捨てられる現実があります。新しいペットにどんな名前を付けようか?誰と散歩行く?と楽しい想像をしながら家族として迎えているにもかかわらず捨てられることが多いです。
捨てるにも様々な事情があるのも事実ですがどんな時も「人間の都合です」お客様から突然「うちの子のワンコの今後の事で相談したいんだけど、、、」「急に引っ越しする事になって相談があるんだけど、、、」「愛護団体を紹介してほしいだけど、、、」相談して頂けるならばまだ救われることがありますが、「お店の前に置かれたり」「直接保健所行き」が結構の頻度でございます。
心ある動物を飼うという事、一生苦楽を共にするという事、犬猫は裏切らないという事、よーく考えてからペットを迎えいる事をお勧め致します