「価値」
50歳近くになり、新しいことを挑戦したくなり突然「学校」に通い始めました。
学校は「バイクの教習所」車の免許は持っていたのでほとんど学科がなく乗車のみで1か月で取得することができました。バイクの免許をとる際同じように教習生がいらっしゃったのですが、ほとんどの方が息子くらい年齢が離れておりそしてびっくりしたのですが半分くらい女性の方受講されていました。
昔はバイクってちょっとヤンチャな方が乗るものだと思っていました。学校の方のお聞きしたら今は「男性6割女性4割程受講されていますよ」とのこと。なんでこんなに多いのかと聞いたら今はウーバーとか配送をされる方も多くいらっしゃいますしねとのこと。世の中の情勢が変わるといろいろ変わるんですね。カルチャーショックというかジェネレーションギャップなのか言葉が見つかりませんが何もかも新鮮でした。
免許を取得して一番驚いたことは物にもよりますが「バイクが高い」ということです。新車よりも中古車のが高く値段が落ちていないということです。いわゆるプレ値という感じです。20年前のバイクで走行距離6万キロで新車と同じもしくは新車以上の価格とのことです。バイク屋さんに聞いたところこれも世の中の流れなのか「半導体が少なく新車が作れない」「バイク特有の排ガス問題で販売中止」「コロナにより新しい働き方でバイクを取得される方が急激に増えたため在庫がない」いろいろな問題で需要と供給がバランスが取れなくなってしまったとのことです。
私みたいに小遣い制の中年おっさんには手が届かないぜいたく品になってしまっています。今バイクが手に入らないのでバイクの中型免許から大型免許を取得しようかと考えています。
何事も需要と供給のバランですね。
3年前の今頃「マスク不足」があったり人気がありすぎる「ゲーム機」があったり3年前くらいから「転売屋」という言葉が認知されて「物の価値」が変わってきた感じがします。価値といえば不謹慎かもしれませんが「ペットの価値」をはき違えている方がいらっしゃいます。ご家庭の事情でペットを飼育できなくなったという案件を相談されることがあります。ただ、左記のように勘違いをされている飼い主さんは結構います。
家庭の事情で飼えなくなったという場合の飼い主さんに多いのですが「うちの子チャンピオンの子供だから5万でどう?」「うちの子血統書付きだから」「ほかの子より小さしかわいいから」など金銭を要求してくる勘違い飼い主が実は結構います。本来ならば「申し訳ないけどこの子の寿命までの生活費をお渡しいたしますので引き取って頂けませんか?」とお願いする立場なのにお金を要求するなんてアホなのか?といつも考えます。
そういう飼い主には現実を見せて考え方を改めさせアドバイスをおくり自分で何とかしなさいと突き放しています。やはりどこか「ペットは物」という文化はあるのかとがっかりしてしまうことがあります