「 考えられないシリーズパート7 」
トリマー歴18年
いつでも気持ちは「見習い新人」で精神年齢は「未成年」の３６歳、鈴木です。
どうも相変わらず動物アレルギーと戦っています、
この戦いに勝ち目がなくそして不戦勝もない現実に心痛めています。
神様がいるとするならば神様は究極のサディズムでありトリマーを続けている私は究極のマゾヒズムである。私の現状が現代社会における社会の不条理さとどことなくリンクし且つ、もがき苦しんでいる自分に心地よさを感じる若干変態の今日この頃です。ただし誤解がないようお伝えいたしますが、私にはそういった趣味があるわけではありません。あしからず、、、
さて、先日も相変わらずパチンコに興じていた時、私の中で最高の「サービス」を提供されました。それはパチンコ屋で大当たり連発や女性スタッフによる水着による接客ではなく、ましては物や金銭的サービスではない、パチンコ屋さんでコーヒーを販売している「コーヒーレディー」の何気ない一言でした。
そこのパチンコ屋ではパチンコ玉でコーヒーを交換してくれるサービスがあります。
正直そのパチンコ屋さんに月に２〜３回行くかどうか位の顧客レベルなので毎回コーヒーレディーから砂糖やミルクなどの確認があります。
今回初めて「いつも通りでいいですか？」とまさかの一言がありました。！「こ、こ、こいつ仕事出来るな！不特定多数がいる中でオンリーワンの接客をしやがった」まさに衝撃です。
私はあまりそのお店にはいかないのですがとても繁盛店でいつも何百人のお客様が詰めかけ且つコーヒーに限らず飲み物も数種類あり砂糖などのオプションも多岐にわたっている状況の中、あまり利用がない私の好みを把握していることに驚きと感動をコーヒー一杯で味合わせていただきました。
コーヒーレディーに究極の接客を見せられた思いです。私もトリミングを通してお客様にサービスを提供する端くれですが目か鱗のような衝撃的な一日でした。コーヒーは紙コップ一杯４００円位する高級品ですが、私はその日から毎回５杯以上注文するヘビーユーザーになりました。あの混雑店でこのサービスまさに奇跡です。
見習います。
ただ「いつも通りでいいですか？」が人違いでないことを祈ります。
さて本題の考えられないシリーズです。
久しぶりの登場ですね。毎回このシリーズはペットにとって喜ばしいお話ではないので、あってはならない事ですが警告を踏まえたうえでお話ししたいと思います。
そう、、あれは、、、去年のお話だったと思います。去年までは本当に良いお客様であり良い愛犬家でもありました。ただ人は毎回の様に犬を裏切り私たちを人間不信にさせる生き物だと思います。
そのお客様を「Ａさん」といたします。Ａさんは小型犬と大型犬を２匹飼っているお客様でした。犬は性格もよく元気一杯でしたが、小型犬がよく吠えるタイプのワンコでそのことでかＡさんを悩ませていました。ただ私から言わせればこの程度の「吠え」は許容範囲以内であり躾ければなんとでもなりそうなレベルでした。ただやはり生活するうえで支障が出るのか、あるときＡさんから相談がありました。「やはり、うるさくてイヤ！もう飼いたくない、里親を募集してほしい」と嘆願されてしまいました。
まぁ事情を知っていたので、「ついに来たか！」と思う事案でした。わたしはしつけ教室を紹介したり何とか一緒に生活しましょうよと幾つか提案させていただきました。社内でもワンコがかわいそうだ！私が飼ってあげる！と一時期悪い意味で会社内が盛り上がりを見せていました。私に相談してから数か月が経ち、なぜか里親の話が出る事が無くなりＡさんも月に１回は利用して頂けるお得意様になっていました。「私の提案が功を奏したのか」「改心したのか」「あーこれでこの子もまた幸せに暮らせる」と思った矢先、いつも通り月に一度のシャンプーでお迎えに行ったとき、なぜか今回はこの子たちもお願いと小型犬２匹猫１匹が増え合計５匹の大所帯になっていました。
正直困惑です。
一匹でも簡単な理由で里親を募集しようとしている人にこれだけのペットが飼育できるのか心配でありませんでした。心配事はある程度的中するもので２か月後今度は全部の犬がなんら相談もなく処分されていました（里親に出したのか保健所に連れていったのかわかりませんが、、、）「Ａさんいわくやはり私には飼えなかったわ、もうお宅にシャンプーに行くこともないので電話もしないで下さい」ときたもんだ。
何たる自分勝手 自己利益主義というか人間として最低です。
今はただちゃんと里親さんの所に行っていることを祈るばかりです。こういう人間は因果応報必ず報いが来ることを願うばかりです
