「 競争 」
どうも鈴木です。
外国の友達と先日会話していて「目からうろこ」のようなお話がありました。
日本は言葉にしても文化にしても全てにおいて「なんとなく」が好きな民族らしい。
よく「スズキ的一日」で使うフレーズで「どうも」をよく使います。
私自身深い意味を持たせずなんとなく枕詞として使用していましたが海外の友達曰くこの「どうも」という言葉が面白いという。
「どうも」という言葉はいかなる状況でも「使える言葉」らしい、例えば謝る時も「どうもすいません」感謝の言葉でも「どうもありがとう」単なる挨拶でも「どうも！こんにちわ」、という具合に様々なシチュエーションに使えるが具体的な意味が分からないがなんとなく使うとしっくりくるらしい。
私から言わせれば「どうも」の次にくる言葉を強調させるために使っていると、なんとなく答えたら「挨拶の強調」ってどういう意味だと、問い詰められてしまいました。外人曰く日本に来たらとりあえず「どうも」を言葉に付けてらなんとなく会話が成立するという噂があるのかないのか、、、
外人曰くこういった明確な言葉の答えがなかったり言葉でも「ひらがな」「カタカナ」「漢字」「ローマ字」と独自な文化が多くあり日本人も明確に日本語をマスターしている人は少なくなんとなく話している人が多いらしい、うーん奥が深いような深くないようなお話ですが実際よく聞く「わびさび」も正確に他人に説明ができない自分がいますので外人の友達の言っていることはあながち間違っていないような気がします。うーん日本語はむずかしい。いまさら国語や古典など勉強するつもりは毛頭ございませんが海外から日本に来るビジネスマンや企業、学生は他国に行く以上に大変なのかもしれませんね。私はとりあえず愛犬に絶対服従のしつけと言葉による訓練をスパルタ教育中です、難しい日本語で、、、。
さて本題の「競争」ですが、当店の目の前に「パン屋さん」が近々？オープンするらしい。当店のスタッフとしては大喜び、ちょっと小腹が空いたときなど何かと重宝しそうです。
青葉区はパン屋、歯医者、美容院、ペット関係（サロン、病院、ショップ）が他の地域に比べ突出して店舗数が多い気がします。よっぽどのことがない限りある程度年数がたった店舗は継続して営業が行われています。営業が継続しているということはそれだけ売り上げがありお客様が付いているという事ですが、どんだけお客様がいるんだと言う位お店が増殖している気がするのは私だけでしょうか？
ペット業界も病院以外は特別な許可はなく役所に登録さえすれば営業は可能であり社長がペットに関してど素人でも営業ができます。犬関係で国家資格が存在するのは獣医師だけでトリマーやペット販売員、ペットの看護師さんなどはなんら資格がなくても構わないんです。ただ美容院と一緒でお店を構えることは出来ても継続して経営する事が難しい。
お客様に喜ばれる仕事をいつも考え実践しなければ継続できません。よく「ペットブーム」と言われている昨今ですが、私から言わせればちゃんチャラおかしい気がします。「只今オータムセールでダックスが8万円」「タイムセールでシーズー5万円」、、何がセールだよ「セール」のブームでもあるのかよと思います。「いのち」「心」がある犬や猫が「セール」と言っているのは日本だけの様な気がしますし、こうして乱販売されたペットが保健所に回されるのかと思うと吐き気がします。実際保健所の処分件数は増えているらしいです。まさに保健所がブームになっていますし登録件数トップ10は全犬種保健所に揃っているらしいです。
ペット屋さんが増えることは健全な競争が生まれお客様に至ってはより高度なサービスが提供されるので私は良い事だと思います。本気でペットの事とお客様のことを考え時代に即した経営方針を打ち出していけば必ず繁盛するお店となると思います。その為には日々いろんな所にアンテナを張り巡らせながらお客様とペットを大切にした仕事をすることを忘れないよう精進しなければなりません。
昔に比べ犬が飼いやすい環境になりましたが、ペットが悲惨な最期にならないようにお客様をしっかり教育することも我々ペット関係者の使命と私は考えそして動物文化向上をいつも願っています。
