「 難しい 」
新年あけましておめでとうございます。
昨年中は多大なるご指導いただき誠にありがとうございます。
ご指導いただいたことを血や肉にし、より一層お客様、ペットに喜んで頂けるよう精進致します。
本年もよろしくお願いいたします。
新しい年が始まりましたね。昨年は個人的にも世間的にも様々なことがあり過ぎて頭の中が整理できていません。頭から拭えない拭いきれない現実ってあるんですね。個人的な事案で昨年の70%以上は記憶から消滅しているんですが直接被害はないとはいえ、やはり地震の記憶は一生忘れることはないと思います。
年末は報道特集的な番組をよく見ました、当然の様に震災、原発関連を事細かく解説してくれ詳細な映像を見るたび「もし、今私の目の前で同じことが起こったらどうするだろう?」寒気ではないですが「どうすればいいんだ!」右往左往しかできない自分を容易に想像できます。
皆さん冷静に今回の教訓を生かして行動できますか?私は正直わかりません。
事実今回の地震でこの地域は確か震度3〜4だったと思いますが冷静に行動できていませんでした。無意識にそして咄嗟に両脇に犬を抱えて出口まで走ったことを思い出しました。ケージは安全に守れる設計になっていましたが思わず大声で社員に「犬抱えて外に出ろ」としか言えない自分に情けなさと無力さを痛感しました。地震は怖いです。
ちなみに前にもお話しましたが大地震など天災によるペットの避難所としてドッグランが壊れていなければ当ドッグランを開放いたします。そんなことにならない様祈るしか他なりません。
さて本題の「難しい」ですが、先日起こったお話です。
社員はあくまで他人ですので意思の疎通が完全ではない事は分かっていますが、「そういったつもりで言ったんじゃないのに!」「勝手に解釈しすぎ!」と毎日の様に誤解から生じる些細な事案が起こります。まぁ中には意図的に間違える不届き者もいますが(笑)
家族でもなかなかコミュニケーションがとれていないご家族がいる様に(笑)他人があつまる会社では家庭以上に起こりやすいものです。
人それぞれ育った環境価値観が全く違うのでうまくいくはずがないんです。でもうまくいかせるために「敬語」であったり「気遣い」「思いやり」で上手くコミュニケーションをとっているんだと思います。
ただ問題なのは対お客様の場合でございます。
お客様がトリミングなどでご要望されていること、そしてカットなどでの細かなニュアンスや要望の本音を聞き出すのが結構難しいです。「そろえるカットでやって」といってもお客様によってそろえる度合いが全く違うため、あるお客様は「半分切ることがそろえるだろ!」あるお客様は「毛先5ミリ切ることがそろえるだろ」お客様の思われている「そろえる」の範囲が本当に多岐にわたっており、毎日が修行の連続です。
本音を聞き出す「技術」毎日の訓練が必要です。「鏡の原理」ほど本格的ではございませんがお客様を本気でどれだけ「思う」かでお客様の満足度が変わってきてしまいます。正直弊社社員ではまだその域に達していない社員が多くおり恥ずかしい限りでございます。お客様に「満足」は並大抵ではありません。それと同時に社員教育は永遠のテーマの様な気がします。私が未熟なため社員も苦労するのだと思う今日この頃です。鈴木でした。