第194回 可愛げ

今年も朝5時からお預かり中のワンちゃんと一緒に散歩しながら初日の出を迎えることができました。弊社オープンが2000年10月6日ですが24年間、1月1日雨だったことがないんです(散歩中に限る)毎年雨じゃない幸せは何事にも代えがたい幸せです。散歩ができるということは散歩という「役割」を飼い主様に頂けているということでありペット業界に身を置いている者として幸せに限りです。私はペット業界に19歳で入り2000年に起業し2024年で50歳となりました。ケイズペットも25年目を迎えることができました。「感謝」と漢字で書けば2文字ですが本当に幸せな時間を過ごさせていただけております。25年もお店をやっているとお客様や飼い主様などから叱咤激励やご指導をたくさん頂けております。私の持論において「叱られ上手になれ!」という言葉がございます。昔から「叱られているうちが華だよ」などという慣用句がございますが、本当にその通りだと思います。叱られるということは「希望」「期待」「願望」があるからこそ「叱り」があるものだと思うんです。そして叱られ上手の共通項は「可愛げ」があるかどうかです。新入社員が毎年入ってきますが「可愛げ」があるかどうかで成長スピードが全然異なってきます。叱られ上手なスタッフは上司や先輩そしてお客様からたくさん叱られますが逆を言えば「かわいがられています」

立場が上になればなるほど「叱る難しさ」「注意する勇気」という新しい単語を覚え味わったことのないストレスを感じます。注意して不貞腐れたら、注意の仕方でパワハラにならないか?単純に嫌われないか?など必要ない無駄な心配をします。「可愛げ」があるスタッフは叱られ上手であり怒られ上手は情報の集約数が段違いとなります。叱られ下手は周りが躊躇します。叱られ下手は自分でバリアを張って無駄な負のオーラを出し人の意見を聞き入れない傾向があります。そうなっては「華」がなくなります。ケイズペットは25年そして30年、40年と「叱られ上手」でありたいと思います。2025年始まりましたがこれからも厳しいご指導とお叱りよろしくお願いいたします