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スズキ的イチニチ

第184話

「天才」



「天才」

先ず最初に今回はペットに関してのお話ではございません。
私には息子(7歳)がいるのですがとにかく口が悪い子供に育ってしまっております。
どこでそんな言葉覚えたの?と思う程汚い言葉を使いたがります。
多分ユーチューブでヤンキーアニメを見ていることが原因だと最近知ったのですが、まぁとかく口が悪いんです。汚い言葉を発するたびにキツく指導しております。親として親バカではないと自覚しているつもりですがそんな私でも「こいつ天才だな」と実感したことがありました。

先日夕方くらいでしょうか、ショッピングモールの傍に併設されている公園で遊んでいたのですが、そろそろ次の予定があり帰ることになったのですがそういう時に限って遊び足らないらしく駄々をコネはじめ挙句の果てには奇声をあげながら泣き始めてしまいました。まぁうちの子はいわゆる「愛の手帳」を持っている子供なので私としては「まぁ、想定の範囲内だな」と思っておりました。「ほら、時間もないし暗いし帰るぞ!」と手を引きながら泣きじゃくる息子を引っ張って帰ろうとすると、タイミング悪く巡回中の警察官に呼び止められてしましました。

警「ご家族ですか?」私「はい、息子です」尋常じゃないくらい泣きじゃくる息子をみて、
警「失礼ですが身分証などを拝見できますか?」私「はい、どうぞ」と後ろポケットの財布を取り出そうとした瞬間、タイミング悪く仕事で使っているプロ用のハサミが警察官の足元にポロリ、、、
一瞬時間が止まりました。
泣きじゃくる幼児を引っ張っている中年の男のポケットから金属製の長いハサミが出てくれば警察からしたらただ事ではない。もうそこから尋問タイムですよ、一人の警察官は泣いている息子を私から離して宥めすかし、私は私で身分証明書を提出しなんでハサミを持っていたのか?仕事は?いつもポッケに入れているのか?まさにカオスです。

無実を証明しようとテンパッている私、泣きじゃくる息子、、、警「息子さんの名前は?」私「山田太郎(仮)です」警「何歳ですか?」私「7歳です」 尋問している警察が息子を宥めている警察官に目で合図をして息子に聞いている。警「ぼくのおなまえは?」ここで口の悪い息子の天才ぶりが発揮します、息子「知らねぇよ」警「ごめんね、ぼくのおなまえは?」息「お前の名前なんか知らねぇよ!初めて会ったばかりじゃん」警察「、、、、、」時間って結構止まることがあるんだな、、、と冷静に感心した(笑)

すぐに慌てて、私「山田太郎です、洋服のタグに名前が書いてあります。息子の手帳もココにあります」洋服や手帳を確認しようやく全ての誤解が解けて無事解放となりました。まぁ子供狙った犯罪が多いので警察官の方々は感謝しかありませんが、どうやって身分を証明する事が難しいか?息子の教育が大変なのか、そして日本の警察の能力の高さを実感いたしました。
そして息子の「返し」に「こいつ天才か?」と感動を覚えた日でもありました。




 
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