「 痛い 」
生涯2度目のぎっくり腰になりました。先生の診断では筋膜の炎症だそうです。
よく、くしゃみしたりとっさに動いて「ギクッ」となるぎっくり腰は「稀」らしく筋膜の炎症のぎっくり腰がほとんどらしいです。無理な体勢や腰を酷使続けると疲労物質(乳酸)が溜まり炎症を起こしてしまうらしくそれが通称ぎっくり腰らしいです。
治療としてはとりあえず(冷やす)(テーピングやコルセットによる固定)(安静)だそうで下手にお風呂に入ったりして温まったり素人によるマッサージ及びマッサージチェアに座ることはもってのほからしいです。体を張って勉強いたしました。何でも自己流はダメですちゃんとプロに見てもらってよかった!
ただペットをトリミングする台やシャンプー台などは女性向けに作られている為、腰を曲げずにはいられない環境故の職業病なのかもしれません。最近動物アレルギーになるし腰痛めるし呪われているような気がしてならない、今日この頃です。
弊社でのトリミング&グルーミングはただキレイに可愛くするだけではなく、トリマーとしてわかる範囲でトリミング中で発見した(イボ)や(しこり)または(異常)は可能な限りお客様に報告し病気の早期発見早期治療に役立てて頂くことをモットーにペット美容を心がけております。
ただやはり多くても月に1回、下手すれば1年に一回のペースでのペット美容における健康チェックには限界があります。やはりお家でのケアが大切で常日頃体を触りブラッシングをし異常に早く気がつてほしいと思っております。
プロの健康診断を定期的に行いましょう。特に7歳以上は体に何かあってもおかしくないと考えられます。年に一度は人間ドッグではなくドッグドッグを受けましょう。人間は「痛い、つらい」は明確に表現できますが、動物の場合、表現ができませんし表現した時には手遅れになっている場合が多々あります。動物の些細な変化や異常は日ごろ接している飼い主様が一番分かると思います。常日頃ブラッシングや体を拭きながらイボしこりの確認をされることをお勧めいたします。犬は人間の4倍ものスピードで成長と老化が起こります。犬は2歳で人間でいう24歳になり後は1歳年を取るごとに4歳ずつ年を取っていくと考えられています。大型犬はもっと早いスピードで成長と老化が起こります。声なき声を感じてあげてください。
もう一つ!
今現在世の中で飼われている犬は人間の都合良いように改良された犬ばかりです。
犬種として永年受け継ぐ場合は避けては通れないものがインブリード(近親繁殖)より血の濃い個体同士掛け合わせることにより犬種として安定した犬種が生まれます。良いものはさらに反映し悪いもの(先天的疾患)はより濃く反映されます。
この場で全犬種の先天的疾患を書くわけにはいきませんが、例えばキャバリアは心臓病になりやすいチワワは水頭症による癲癇を起こしやすくバーニーズは股関節形成不全になりやすい、といった具合に犬種によって先天的病気がなんかしらあると思った方がいいと思います。
飼い主様はぜひ自分の犬のなりやすい病気を調べておきましょう。大事になる前に対処できると思います。私のぎっくり腰も大事になる前に対処できましたのでやはり専門家の意見は大事です!岩城先生!本当にありがとうございました!!