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第22話 「本を読んだ」




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「 本を読んだ 」

いや〜5月と4月は雨が多く毎日外飼いの大型犬のトリミングの予約が
変更になり予約管理に頭を悩ませています。
本当に雨が多い時期は経営者の端くれの私でもつらい毎日です。
さて、くだらない愚痴はこれ位にして鈴木の独り言を書いてみたいと思います。

ペット業界は空前のペットブームにより動物病院、ペットショップ、
トリミングサロン、しつけ教室がここ3〜5年で爆発的に店舗が乱立いたしました。

デパートやホームセンターでペット関連がないお店を探すほうが難しいかもしれません。

確かに横浜中心とした地域は何らかのペットを飼育している確率が
日本で一番高い地域ですのでペット業界にとってチャンスが多いのも理解できます。
逆にここ2〜3年で閉店したペット関連のお店も日本で一番多い地域です。
店舗が多いと競争がありアイデアが生まれ
サービスも向上し消費者にとってはいい事だらけです。

この前ある本を読んでいて大変感銘を受けたフレーズがありました。
「仕事とは当たり前のことを当たり前のようにすること」
「お客様に対してお礼をする」
「お客様に対して要望通りのことをする」
「お客様に対して適正価格でご提供する」
全て当たり前のことその当たり前のことの積み重ねが商売の基本だそうです。
本当に当たり前の話ですよね、これが毎日完璧に出来ない時があるのが情けない。

商売は儲ける事が本分であり本分をしっかりやらなければ全てがだめになる。
世の中 各分野、各業種の全てが本分を全うしなければなりません。
商人は「儲ける事が本分」
警察官は「治安を守る事が本分」
お坊さんは「お経を唱える事が本分」
相撲取りは「相手を倒す事が本分」
警察官がお金儲けをしてはいけないしお坊さんが治安を守ってもいけません。
当然のように相撲取りがお経を唱えてもいけません。
とても的を得ているような気がする本の内容でした。

私はトリマーであって商人ですから儲ける事が本分です。
一生懸命設儲ける事を努力していきたいです。
「儲ける」という言葉は日本人にとって心から気持いい言葉ではないし
少し眉を顰める傾向がある言葉ですが、

儲けるという字は「信」「者」と書きます。

私や会社を信じていただける方をいかに増やす事が出来るかによって
儲かるか儲からないかが決まります。
これからも多くのお客様に私や会社、社員が信用していただけるよう
精進して行こうと思いました。

世の中簡単そうで難しい、難しそうで単純なのかもしれない。
毎日が日々勉強ですね。
ケイズペット鈴木でした